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知識ゼロでも大丈夫!税理士試験のための簿記入門

資格・試験

堀川 洋(著/文/編集 他)

A5判  284ページ 並製
定価 2,400円+税
ISBN978-4-7810-1613-9 C1034
在庫あり

書店発売日 2020年03月18日
登録日 2020年01月23日

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解説

税理士の業務は会社等の税金の計算をすることが基本です。
この税金は会社の儲けに対して課税されます。そして、この会社の儲けは簿記という特殊な記録方法により算出することができます。したがって税理士試験では、まずこの簿記の学習を最初に行うことが、そのセオリーになっています。
さて、この簿記の学習ですが、現在では一般的に日本商工会議所主催の簿記検定を受験するとよいのがオーソドックスな方法になっています。
しかし、本書では日商簿記検定の受験勉強が必ずしも税理士試験の基礎学習にならないことに着目して、税理士試験向けの独自の内容で簿記の基本が学習できるように説明をしています。本書を読むことで、税理士試験の簿記論に直結した基礎学習が可能です。

紹介

■簿記は経理の世界の共通言語
簿記の学習はこれまで経験したことのない
まったく新しい分野の勉強をします。
ですが、この簿記というのは
難しいことを学習するというわけではありません。
単純明快な方法で会社で発生した商品売買や給料の支払いなどを
独特な方法で記録することを勉強します。
この方法は14世紀から世界各地で行われており、
経理の業界では共通言語と考えることができます。
本書の学習でこの簿記に必要な基礎知識を習得することができます。

■右側と左側による取引処理の分類整理
簿記による会社取引の記帳は複式簿記と呼ばれる方法で、
右側と左側に分類集計することにより行います。
この方法は極めて基本的な原理により行われており、
初心者でも簡単にこれを理解することができます。
本書では、まずこの基本原理を冒頭で分かり易く説明して、
取引の右側と左側の分類が容易にできるように構成されています。

■儲けや財産の計算
取引記録の分類や整理をきちんと行えば、
最終的には会社の儲けや財産の状況を把握することができます。
簿記の究極的な目的は、会社の儲けや財産の状況を把握することであり、
これにより税金の計算をしたり、
儲けの金額を公表することで会社の信用を高めることにあります。
これらの内容についても税理士試験の基本科目である簿記として、
その内容が理解ができるように説明をしています。

目次

はじめに
本書の利用方法
簿記の正しい学習方法
本書の学習時間の目安
本書で学習する勘定科目

第1章 簿記ってなに?
  section 1 初めての簿記
  section 2 簿記の目的
  section 3 会計期間
  section 4 財産の状態
  section 5 儲けの計算
  section 6 貸借対照表と損益計算書の関係

第2章 記録の方法
  section 1 取引を記録する
  section 2 仕 訳
  section 3 転 記
  section 4 試算表

第3章 仕訳と勘定科目
  section 1 勘定科目の学習
  section 2 商業簿記
  section 3 商品売買
  section 4 現金と当座預金
  section 5 手形取引
  section 6 売買目的有価証券
  section 7 固定資産
  section 8 貸付金・借入金
  section 9 未収金・未払金
  section 10 仮払金・仮受金
  section 11 立替金・預り金
  section 12 その他の費用と収益の勘定科目

第4章 決算の手続
  section 1 決算とは何か
  section 2 期末商品の棚卸
  section 3 貸倒引当金
  section 4 減価償却
  section 5 売買目的有価証券の評価
  section 6 現金過不定
  section 7 経過勘定

第5章 帳簿の締切
  section 1 帳簿の締切
  section 2 精算表
  section 3 財務諸表

前書きなど

 簿記の勉強を何らかのライセンス取得のために
独学で始めようとするのであれば参考書が必要です。
 本書は税理士というライセンスを目指して
簿記の学習を始めようとしている
まったくの初心者を対象にして、
「知識ゼロ」からその学習がスタートできるように
その基礎をまとめた参考書です。
 よく言われることですが
簿記は金銭収支の記録方法を学ぶことです。
学習の過程ではたくさんの計算も出てきます。
また難しい算式等もマスターしなければなりません。
本書ではこれらをひとつずつ丁寧に
わかり易く説明してありますから、
安心してそれぞれの項目を
マスターしながら学習が進められるはずです。
 特に、本書は税理士試験の受験科目のひとつである
簿記論の初歩からの説明をしていますが、
実際に勉強を始めると少し難しく感じるかもしれません。
しかし、これは新しいことを初めて学んでいるのですから、
簿記のことに限らず、
すべての学習に共通する不安だと考えてください。
決して急いで先に進むのではなく、
各頁をゆっくり読んで内容が理解できたら
次の頁へ進んでください。
 本書で学習することにより、
簿記の基礎的な知識は確実に身につきます。
これによりこの先の税理士試験の簿記論や
財務諸表論の本格的受験勉強を開始することができます。
その学習が独学であれ、専門スクールへの通学であれ、
いずれの方法であったとしても
本書で身に付けた基礎知識は大いに役立つはずです。
 早速学習をスタートさせて簿記とはどんなものなのか、
その内容を理解してほしいと思います。

著者

著者プロフィール

堀川 洋(ホリカワ ヨウ)
青森県むつ市出身、中央大学商学部卒業、大原簿記学校税理士講座専任講師、昭和53年税理士試験合格、昭和59年東京税理士会登録、平成18年文部科学省大学設置分科会・審査会教員判定「教授」認定、大原大学院大学教授、現在は複数大学の講師、会計事務事務所共同代表、ネットスクール株式会社WEB講座講師、税理士関係の著書多数

上記内容は本書刊行時のものです。

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